エクステリアの工事期間は

エクステリアの工事期間はどのくらいかかるのか気になるところ。

実際は、工事する内容によって期間が変わってくると言われています。

時期や施工業者によって期間は変わってくるため、依頼する業者に費用と併せて確認することが大切です。

ここでは、種類別の工事期間について説明していきます。

ブロックやフェンスなどの塀や柵を施工せずに、外との仕切りをなくしてオープンな形にする外構のことを指します。

工事の施工量が少ないため、工事期間が短くて済むのがメリットです。

敷地面積やブロック、フェンス以外の内容によって変わりますが、オープン外構の工事期間はだいたい1週間くらいです。

敷地を塀や生垣などで囲いを設けて、外からの視線を遮るようにする外構のことを言います。

都心部の住宅では、出入り口や車庫などに、門やゲートをつけることが多く見られます。

オープンタイプに比べると工事の内容が増えるため、工事期間も長くなるのが特徴。

工事内容によって変わりますが、クローズド外構の場合は3週間〜5週間程度かかります。

「オープン」と「クローズド」の良いところ取りをしたのがセミクローズ外構です。

ケースにもよりますが、ある程度プライバシーを守りながらも、防犯やコストの面で両方のメリットを取り入れることが可能です。

さまざまな環境に合わせて自由にプランを考えて取り入れることが可能ですが、オープンタイプとクローズドタイプのデメリットも入ってしまうため対策しなければなりません。

セミクローズド外構の工事期間は、1週間〜3週間程度かかると言われています。

基礎工事とは、土木作業やコンクリートを打ち込む工事のことを言います。基礎工事では、「土工事」と「土間コンクリート工事」の2つに分類されるのが特徴です。

「土工事」とは、重機など用いて不要な土砂を取り除く工事です。工事が複雑な場合、多少の時間がかかりますが、半日～1日程度で完了することが多いです。

「土間コンクリート工事」とは、駐車スペースや玄関へのアプローチ部分などに、コンクリートを流し込む工事のことを指します。
通常、3日～6日程度の期間がかかることが多く、冬場にはコンクリートが乾くのにさらに時間を要します。

ブロック塀やフェンスなど構造物によっても期間が変わってくるため、見積もりを依頼するときに期間についても確認することが重要です。

ここでは、構造物の期間について詳しく説明していきます。

土間コンクリート工事と同様、コンクリートが乾燥するまでにある程度の期間が必要であり、3日～4日程度かかります。

ブロック塀の高さがある場合は期間が長くなり、低い場合は期間が短くて済みます。

住まいの境界線をつくる役割を持っているのがフェンスです。製品や施工場所によって違ってきますが、工事内容が簡単であれば2日ほどで完成します。しかし、基礎工事が必要なレベルの場合、工期はさらに伸びると言われています。

門戸や門柱は、既成品を取り付けるだけのケースが多く、1日で完了する場合もあります。しかし、素材やデザインが特殊なものであれば、2日以上かかることがあるため注意が必要です。

カーポートは、設置するには1日～5日の期間がかかります。カーポートは大きなものなので、しっかりと強度を持って設置されているか確認が必要です。

カーポートの設置をする際には、隣地に配慮したり、住まいの外壁から離したりするなど、期間だけではなく安全に留意することが大切です。

植栽の工事期間はだいたい1日程度です。

植栽取り扱っている業者が減ってきているため、業者は早めに探すようにするのがおすすめです。